健康の鍵は体温にあります

 私が推奨する下腹部の前後運動 肛門括約筋の上下運動は、継続すれば体温を1度から2度程度上げます。(理想体温は37度前後です。病気ではありません。)これらの運動は気功の最初の第一歩です。私も含め、上記の運動の実行者の体温も37度前後及び超を得ていることが多いです。

 病気でなく、体温が上がるのは心身に気のエネルギーが多い状態です。冷え性も便秘もありません。いつも体調が絶好調になります。自律神経の異常が起こることがなくなります。

 ストレスに強くなり(ストレスを跳ね除け)、病気そのものを寄せ付けなくなります。免疫機能が高いと言えます。

 体温を上げることの必要性はさまざまな専門家が口を揃えて言っていますが、逆に、低体温と病気の強い関係を理解することが、まず、その出発点だと思います。

 低体温が多くの病気を引き起こす原因になっていることは、低体温は心身から気のエネルギーを大量に放出する習慣を持たれる方が成り易く、気のエネルギーが活躍できる心身レベルではないからです。

 低体温の方が癌等の難病になりやすい(体温が35度程度が最も癌細胞が増えやすい)ことは多くの方に知られています。ひどい便秘の方は必然的に冷え性になるケースが多く、免疫力低下と共に、大腸癌などを引き起こします。低体温は大腸のみならず、全身にそういった病を起す危険性を孕んでいます。

 気のエネルギーは心身内で活発活動することで、心身内に起こる未病なども事前に自然治癒させてしまう力を有しています。上記の運動は気功的な取り組みで、内気功の基本になるものです。