自律神経と肥満の関係→ダイエット→運気向上

 水を飲んでも太る人と大食いしても太らない人との違いは、代謝の良し悪しと自律神経の働きが良いかどうかが関わっています。特に、自律神経の中でも交感神経(興奮する神経)が活発に働くことが肥満にならないために必要です。

 恋愛や人間関係、或いは他の悩み事であれ、悩み続けていることが自律神経の働きを狂わせていきます。因みに、自律神経失調症という病気がありますが、これを心療内科等で薬をもらい、飲み続けることで歩くことさえできなくなってしまったという話もよく聞きます。

 結局、心の問題は薬ではなく、問題を解決し心を解放することでしか解決しません。それを薬等で無理やりに治そうとすることで病気を余計にひどくしてしまうのです。精神的にその様な状態の時は、肉体的に太りやすい状態を作ります。

 ところで、自律神経の調整のために、私は以前から下腹部の前後運動をお勧めしています。腹脳(丹田)に意識を集中してもしなくても前後運動をすることで、腹脳に自動的に気のエネルギーを集めていきます。

 その証拠として、腹脳部分で暖かく感じたり、更には、下腹部分で気が激しく動く感覚が生まれたりすることで分かります。気のエネルギーが集まることにより、腹脳周辺の内臓を司る神経にエネルギーを与え、その働きを正常かつ活発にさせます。

 勿論、ダイエットのためには、様々な他の有効な方法が存在します。しかし、自律神経を調整することが全ての基本であるということを知っていれば、下腹部の前後運動の有益性をご理解いただけるかなと思います。最初は下腹部の前後運動の回数を2,000回以上としていましたが、意外と皆さんが毎日4,000回以上を簡単にクリアされているみたいです。

 ダイエットのみならず、身体内に気を集めることになるので、毎日行っていただければ、体力は勿論、あなたの運気自体もかなり上っていきます。頑張ってみて下さい。

肛門括約筋の運動は、精力・体力をつけることにも効果が期待できます。