最近、特に女性の方に大腸癌がかなり増えていますが

 日本が癌の発生率が世界一の話を以前にしましたが、大腸癌については、高脂肪、低繊維食がその発生原因と言われています。免疫力の低下も癌発生の原因であることは間違いありません。

 私も、この数十年観察して思うに、食生活の変化と、低体温による免疫力の低下、それと比例する便秘と下痢などの腸の不調が大腸癌の原因と考えています。ヨーグルトや食物繊維をより多く摂取するだけでは改善されません。

 低体温を保護するグッズは昔はありませんでしたよね。それがここに来てすごく売れているのが今の日本人を弱くしている原因でもあると思います。

 本当はもっと鍛えないといけないのに、甘えさせてはいつまでも改善しません。

 海外ではもっと気温が低いのに、日本人程低体温でないのは何が原因なのでしょうか?また、自律神経を乱している人が少ないのはどうしてでしょうか?

 昔の日本では、子供の時から剣道などの丹田を鍛える教育を受けています。しかし、今の日本人は丹田を鍛えるどころか、丹田を鍛える呼吸なども殆どと言うほど意識をしていません。

 大腸癌の発生率を上げるものは、上記以外に、自律神経の中でも副交換神経が関係しています。副交換神経は呼気と関係しています。また、頭痛やアレルギー(にきびやアトピーなどの皮膚疾患、花粉症など)、鬱病なども便秘や腸の不調が大きく関っています。

 ところで、自律神経を鍛えるには、丹田に気を発生させたり、集めたりする呼吸が有効であることは言うまではありません。日頃から下腹部の前後運動や腹式呼吸も十分に有効活用して、癌などの病気にならない身体を作っていきましょうね。