運に関する考察2

 人の運は何によって決まるのかをお話したことがあります。人は生来、腎臓部分に真気(元気)と呼ばれる、一生を生き抜くためのエネルギーを持って生まれます。これを先天の気と言います。

 その先天の気の量と質(意念) により、元気で長生きできるかどうか、運が良いかどうかが決まります。

 また、今現在の良質の気の絶対量が人のこれからの人生を決めると理解していただくと分かりやすいです。

 しかし、人は先天の気のみでは不足しますので、それに対し、食物や呼吸、環境或は、気功などで外界から気を取り入れることで補っていきます。それを後天の気と言います。先天の気である元気を減らさず、後天の気で十分に補われる時、その人の人生は満たされた状態になります。

 気(良質の真気)の絶対量が人の運を決め、寿命を決めます。

 つまり、人が気を外に気を漏らさず、集め続けることができるならば運が良くなり、そして、健康になり、寿命も延ばすことができます。気の状態が、その人の人生全般に関わることに影響を与えます。

 ところで、身体内の気の絶対量が少なくなると、量的な問題だけではなく、気そのものの働きが弱くなり、臓器に関してもその所定の位置に拘束する力が弱くなりずれてしまうようになります。そのことにより、臓器そのものの機能低下が起こり、健康上の問題が発生します。

 そもそも、気は陽気と言われる様に、身体内に効果的に多く集まると、体温を上昇させ免疫機能を高めてくれて、病気になりにくい身体を作ります。多く集まった気は、同じ性質の多くの気を集める働きを持ちます。つまり、プラスの性質を持つ気をより多く持てば、更に同じ性質の気を集めることができます。(運に関する考察)