間違われた方位取り(祐気取り)の恐怖

(出典:Wikipedia)

 安易に信じ込んでしまうことが怖いことの一つに、気学の「方位取り(祐気取り)」があります。100%間違いとは言わないけれど、自分の人生を他人に委ねるには少し怖さを感じます。今の時代当たり前の様に、雑誌等で紹介もされていますが、私は活用しません。(但し、熟練された達人の域に達したものの判断は別です。)

 方位取り(祐気取り)とは、気学によって割り出したあなたにとっての良い方角(吉方位)へ計画的に旅行や引っ越し等を行い、大地から発する「気のエネルギー」を心身が吸収することによって運気を上昇させる=気学の開運術のことを言います。

 しかし、気学の師の熟練度にもよりますが、通常的中率は80%-90%です。普通の占いなら、この位の的中率があるのなら大丈夫と判断するのですが、こと「方位取り(祐気取り)」にとってはすごく怖いことです。

 もし、その10%-20%の外れの中にあなたへの方位取りの鑑定結果が含まれていたとしたら、完全に命取りになります。(運が良ければ免れますが・・・・・。)最悪の凶(事故・殺人など)作用が働くこともあります。 凶作用は、必ずしもすぐに出るとは限らず、数年後に起こることもあるので、何が原因か分からないことが多いのです。

 ある人は方位取りをした訳ではなかったのですが、逆に「方位を犯して(凶方位を犯すこと)しまった」ために、19年以上闘病生活を続けています。

 最初は、一つの方位を犯していたのですが、無意識でそれをカバーしようとして、他に2方位(合計3方位)を同時に犯すことになってしまったのです。通常、方位を犯した場合は、最短で1年~3年程度運気が下がります。しかし、この様なケースでは最長で19年間苦しむこともあります。

 一番の驚異は、その原因が方位を犯したことであることを本人や周りの誰もがが気づいていないということです。運悪く病気になった、運悪く事故に遭ったなどで片付けられてしまうのが通常ですが、実は、その裏に間違われた方位取り(祐気取り)が関係していることも少なくありません。

 この原因を霊視だけでなく、私が分析したことで明らかになり、その方も驚愕しておりました。

 方位を犯すとは、目に見えないエネルギーにより、あなた自身の心身のエネルギーフィールドを壊されると理解して下さい。 フィールドが壊されたことにより、あなた自身の気のエネルギーがどんどん放出していきます。エネルギーが放出するとどんどん運気を下げていきます。こういう状態になっている方は一人や二人ではありません。

 方位取り(祐気取り)を信じるべきでないと言うつもりはありませんが、慎重にするべきであることは確かです。その道のプロ(熟練者・達人)ならば問題がないですが、もし活用されるならば、自己責任と覚悟を持って望んで下さい。ご不明の点はお尋ね下さい。