瞑想にも方向性を与えないとあなたの役に立ちません

 瞑想にも方向性を与えないと、とんでもない方向に行ってしまいます。それはまた精神疾患の原因にもなり得るのです。

 瞑想では潜在意識などの深層意識を使います。もし、方向性がない場合は、その瞑想が原因で潜在意識が暴走する危険性を持ち得ます。瞑想は表面的なものであるならば左程問題はありませんが、瞑想状態が深くなるにつれてその危険性を持ちます。

 ヨーガなどの神秘行の殆どではそういった危険性に関して述べている文献や教えがありません。あっても、抽象的な表現しかされず分かりにくい表現になっています。。

 あるとしたら、更に進んだ修行であるクンダリニーの覚醒に関してのみです。殆どの方は、その時点まで修行が進むことがないからでしょう。

 例えば、瞑想により意識を広げ過ぎると、真気の放出に繋がり、体調を崩す原因、罹病の原因にもなりかねません。また、真気の放出は運気・運勢を落とす大きな原因にもなります。

 逆に意識を小さくし過ぎると、その空間から抜け出ることができなくなるなどの弊害もあります。瞑想から戻った後に、現生でいながら別空間に居る様な感覚に囚われるなどの状態になります。

 特に、幽体離脱を行う時には、心身内の大量の真気を放出することになり、体力消耗・罹病の危険性が生まれます。幽体離脱からの帰還ができない時には、命の危険にさらされるかも知れません。

 また、瞑想は無防備状態であることを知っている人は少ないことも注意すべきことです。近くに邪霊などがいる場合、憑依される原因にもなります。単なるヨーガ教室だからとか、〇〇〇ヨガだから大丈夫だと思うのも危険です。

 普段は無意識的に自らの心身を防御していますが、瞑想も深くなるとそういった防御の意識すらもたなくなるからです。

 指導する側の先生やグルなどでも霊能力があり、霊が視れるならば、その指導もできますが、霊を視る能力がない場合はその危険さえも教えることができません。特に、除霊ができるレベルのグルならば問題はありませんが、本当にできるかをしっかりと判断してから行いましょう。

 独自に行うならば、有識瞑想が最も安全であり得るところが多くなります。目的がない瞑想は漠然とした宇宙意識を感じるに過ぎません。悩みを抱えている方も、本来の瞑想だと現実逃避があっても悩みの解決には繋がらないです。