運動が継続されて振動が起こるようになると

 下腹部や肛門括約筋の運動がある一定期間継続されて振動が起こるようになると、気が持つ本来の力が強くなります。

 振動が起こるとは、気がある一定レベルを超えて集まって来ると、振動をはじめます。この振動は体感できます。これは運動の初心者の方でも同じような感覚が起きてきます。

 この振動が起こるようになると、全身に生気が溢れるような感覚になります。また、心身が健康な状態になることは必然で、閃き等の頭の働きも活発になってきます。そして、人生に於ける運気そのものが上がっていきます。

 日常的にこの感覚が起きている方は、十分に気が集まっていることになり、気の本来の力である自然治癒力や秘術の実行後に多くの現象を起すことが可能になります。

 私は鑑定等ではあまりこの話をしません。それは皆さんが自ら感じ、この感覚が起こるのを先入観なしに体験していただく為です。時に、思い込みによりその感覚が起こっていると勘違いをしてしまうことを防ぐ為でもあります。

 気が集まっていることの最初の感覚は、体温上昇と身体上で何かが這うような感覚があります。そして、継続していくことによって更に起こる感覚は、気の塊が身体の表面的な部位で動くのを感じることです。

 この次の段階の変化は、気の塊から光が見え始めることです。この光の色は個人差があります。

 小周天や大周天などの気功を行えば、身体の表面からもっと深い部位で更に気の感覚が起こりるようになります。効果的に行わら得た場合は、身体上の各経穴で振動が起こり始めます。ところで、小周天や大周天をする必要があるかどうかは、皆さんがより高度な結果を求める場合です。