ツケはいつかは払わないといけなくなります

 人生の中で人にしたツケがある場合、支払うべきお金を払わずに来た場合等々、ツケをそのままにしてきた方は、必ずやより多くの代償を未来で払わなければならなくなります。 給食費の滞納、税金の申告漏れ、脱税、国保・年金の滞納、その他支払うべき金銭(個人的な借財等)のことです。

 そう言う事態にいつなるかは個人差がありますが、気の流れを見ると、避けることができないことが分かります。 カルマが軽い方は比較的早くその時期が来ます。しかし、カルマが深い方は大変な状態(弱り目に祟り目状態=負のスパイラルの状態の最中)になってから、そう言う事態に陥る場合もあります。それは、必ずしも、金銭的なツケで起こるとも限りません。

 一時的に逃げ伸びた様に見える場合もあるでしょうが、世の中はそんなに甘くはありません。数年先、或いはもっと先になっていても、かなり大きな負担(重加算税など)を加えて必ず帰って来ます。

 どんなに世の中を悪く言って、世の中に逆らってもそれは自然な流れに逆らうことです。流れに逆らうとしても、結局は同じ位置に戻されてしまいます。これを引き戻しの原則と言います。

 今世の出会いの一部が、前世のツケ(借金など)が残っていることが原因の場合もある、と言うお話を以前にしました。その場合は、ツケを返した時点でその関係は終わります。また、今世のツケを最悪の場合は来世に持ち越すこともあります。ツケの分だけ、来世で困窮することもあります。

 ところで、人それぞれ色々な事情があるのでしょうが、根本的な原因はその人の心の中にあります。そのことを理解し、今からでも遅くありません。改めることができるならば、間違いのない新しい未来は必ず来るものです。