恋愛テクニックではお相手は本気で動かない

Gordon JohnsonによるPixabayからの画像

 どんなに恋愛テクニックを駆使したとしても、お相手は本気で動くことはないです。お相手が本気で動くためには、あなたの存在の重要さが分かることも要素です。

 お相手の事ばかり考えて、都合の良い存在になってしまっている場合は、その重要さは時間と共にどんどん薄れていきます。それは、お相手自身が積極的に動かなくとも、あなたが必要以上に尽くしてくれたり、お相手が望むことをしてくれるからです。

 また、恋愛テクニックが最初だけは通用しても、繰り返し目先だけのテクニックを使っても、お相手はすぐにそれを見破ってしまいます。或は、最初から見破りながら、あなたの誘いに乗ったふりをしている場合も多々あります。

 例えば、メールやLINEのやり取り一つをとっても、お相手が望まない限りは、毎日の定時連絡をすることはあまり得策ではありません。交際はマンネリとなってしまいます。安心を得ようとすることがかえってお相手との関係をマンネリ化させます。

 いつも定時に連絡が来るから、交際が安泰ということでもありません。必要な時に、必要なやり取りをする様に心掛けましょう。中には、メールやLINEを使ってお相手が浮気をしていないかの確認をしている方もいます。定時連絡が無いことで、お相手の安否さえも妄想してしまう方もいます。

 恋愛感情は男女を問わず繊細です。その先の結婚は繊細さよりも安定が要求されます。安定は定時連絡から生まれるものではありません。お相手を信頼する気持ちから生まれます。しかし、束縛が強いお相手に限っては、むしろ定時連絡は有効です。

 ところで、交際期間が長期間になっている場合は、そのエネルギーが枯渇すれば終了を迎えてしまいます。交際を継続することも当たり前に続く訳でもありません。交際期間が長過ぎる方は逆に一度リセットする方が良い場合もあります。

 よく私は尽くすタイプだから、交際期間に別の異性には全く関心を持てないと言われる方がいますが、それが一番最初のトラップです。

 また、恋愛に発展しないまでも、周囲にいる異性で好感を持てる人がいたら、その人のどこがいいと感じるポイントなのかを観察しながら、常に恋愛に関わる感覚を研ぎ澄ませておくことはとても重要です。そのうちに、本当に自分が求めている人や恋愛スタイルはどういったものなのかがわかってくる筈です。

 複数の男性に同時進行は倫理的に良くないですが、あなたの心の方向までお相手だけに向けているとしたら、それは少し違います。結婚をするまでは、お互いは自由なのです。お相手に対しエネルギーを与え過ぎることに望ましい未来を生みません。