今日は気に関してのお話です

 今日は気に関してのお話です。 o(^-^)o 暫くお付き合い下さい。

気の定義
 気の作用は古くから知られています。中国では何千年にわたって哲学者・医学者・科学者の中でも注目されています。古代中国では、宇宙が誕生する前に気があり、気から宇宙が生まれ、地球のすべて、宇宙のすべてが気で構成されていると考えてられています。
 気は物質や生命の根源であり、この気が動くことにより様々な現象が起きると説明されています。
 例えば、人体内での気の動きを見てみますと、気が常に体内を巡り、気本来の働きを行うならば、身体の機能が正常に活動します。逆に気が滞れば病気になり、体内から離散・放出したならば、死を迎えることになります。 
 これが気に対する基本的な捉え方で気を生命エネルギーや宇宙エネルギーとして形容されることが多い様です。通常は、気は目に見えないものですが、ある一 定期間継続して訓練すれば、誰にでも気の存在を見ることができるようになります。
 また、身体的な感覚として確固として捉えることができます。“気のせい” と言う言葉がありますが、“気のせい”ではありません。 見える人には確実に見えるものであり、感覚として捉えることのできるものです。
 私が提唱するそれぞれの方法は、気を認識し、確実に感覚として捉えることから始めなければなりません。気を感覚的に捉えることができたならば、この気をコントロールすることが可能になり、気の流れを意図的に起こすことができるようになります。
人体内の気にどういうものがあるか?それは・・・
  • 元気または真気といわれる生命の原動力となる気
  • 宗気といわれる肺で取り入れられる呼吸による気と飲食物から取り込まれた気の混合された気
  • 営気は、血管中にある栄養の気
  • 衛気といわれる、血管の外で皮膚を防衛している気・・・等々
気がどこから生まれるのか?
 これには、大きく二つの「気」があるとされています。一つは、生命の誕生とともに父母から授かるもので、「先天の気」と呼ばれています。もう一つは、生まれた後に自然界から取り入れるものが「後天の気」と呼ばれています。
 「先天の気」は「真気」「元気」「内気」と呼ばれています 。生命の誕生と成長を司る根源的なエネルギーのことです。そして普通は生まれてから加齢に応じ減少していきます。気功を修練すれば消耗を抑えることができますが、早く消失した場合は死を早めます。
 中医学では「先天の気」は左の腎臓に蓄えられていると言われています。
 密教等でも寿命を延ばす行法が存在します。 その方法はこの「先天の気」が体外に放出されるのを抑制します。
 また、「後天の気」は「水穀の気」と呼ばれていて、呼吸や食事などを通して自然界から身体に取り込まれます。「後天の気」は気功の修練によって増やすことが可能で、「後天の気」が「先天の気」を補います。中医学では脾(ひ)に蓄えられると言われています。
気の作用
身体的な作用は
1.成長発育を促進させ、臓器の活動を保障するエネルギー的作用
2.体温を維持し保つ作用
3.人体を外部の影響から防御する作用
4.体内の液体や組織を体内に保つ作用・・・等々
人生に於いて、気のコントロールがもたらす能力は
1.精神的な環境を整え、コントロールする能力
2.周りの環境・人間関係を正確に把握し、コントロールする能力
3.人生そのものの流れを変える能力
4.あなたが目的とする物事を集めることのできる能力・・・等々

 以上、全てに共通する特筆すべきことは、「気が流れることにより現象が起きる」「また、その意念により起こる現象が異なる」と言うことです。これは身体上、精神上、現象面に於いての一大原理です。

 あなたの心身の健康やあなたの人生の成功などの全ての鍵がここにあります。