本来の小周天と最適なエネルギーの環境は

 本来、小周天は外界に存在するあらゆる気のエネルギーを取り込んで、小周天の流れに引き込んで循環させるものです。ただ、今も昔も世の中には邪気が至るところに存在しています。気のエネルギーにも良質なものとそうでないものがあり、その為何でもかんでも外界にある気のエネルギーを吸収することは危険なことです。

 ところで、昨今では心を許した相手が強姦魔や殺人犯であることはなかなか見抜けない時代です。また、ブラック企業が増え、職場環境なども悪化しています。

 様々な場のエネルギーを観察してみても、小周天を行うのに相応しい良いエネルギーがある場所もなかなか見つかりません。

 樹木から気のエネルギーを吸収するにしても、長い年月の中でその樹木を使い、首を吊った人や近くで殺人事件怒っているかも知れません。基本的に事故や事件があった場所には、亡くなった方の悲しみや苦しみの念がとどまり続ける場合が多く、良い場所とは言えません。それを判断できる能力者ならば何も言いませんが、通常は危険なことだと言えます。

 一 方、自分の家で育てて、その結果大きな木になった場合は殆どの場合大丈夫です。但し、ご先祖の時代から育っている場合は、それを知る人がいるならば、過去に何かなかったかの確認はした方がいいですね。

 以前にもお話をしましたが、良い気のエネルギーの場を自宅の自室に作ることを提唱しています。自宅の邪気を無くし、良い気を増やす基本をご参照下さい。

 良い気のエネルギーのみを取り込み循環させる小周天を推奨しています。

 ところで、日本でも、小周天の方法は書物などに記載されていますが、具体的に良い場所を得る方法や周りの環境を整えること、更に、良い気のエネルギーのみを自らの小周天の流れに引き込むことまでは記載されてはいません。

 良い場所を得る方法や周りの環境を整えることは小周天を成功させる最も重要な要素の一つになります。

 私は秘術を伝授する過程に於いて、皆さんの経絡を開き、自動的に経絡に沿って、気のエネルギーが移動するように身体と意識内に条件付けを行っています。

 秘術を行うだけで、自動的に収功され偏差が起こらないようにしています。秘術そのものは、良い気のエネルギーのみを吸収・コントロールするものですから何の懸念もありません。

 また、秘術の習得は無意識で小周天を行っているのと同じ役目を果たしますので、秘術を熱心に行うことは、この先本格的に小周天を実行される時も習得はかなり早くなります。

 逆に言えば、秘術を熱心に行えば、小周天は後で意識するだけで簡単に習得できるようになります。 小周天の先には私の新しい小周天をお教えします。