潜在意識を操作することは危険がいっぱい

 潜在意識には、無限の才能や情報が詰まっていると言われています。しかし、潜在意識を操作することは危険なことです。ダメと言っても仕方がないので、正しい潜在意識の操作について記載していきます。潜在意識関連のセッションにも落とし穴がいっぱいです。

 また、法的規制ができたといえサブリミナル効果を活用しても左程、その効果を期待ができるものではありません。嗜好品等にはその効果は期待できますが、潜在意識そのものを効果的に操作するには、少し役不足の感があります。

  そもそも潜在意識とは、普段私たちが意識している意識を表面意識(顕在意識)と言いますが、それとは対照的に、無意識的な意識のことを言います。潜在意識には、あなた自身の過去における考えや、心構えや、欲望の大きな貯蔵庫とも言えますが、それ以前の人類そのものの持つあらゆる全ての記憶も蓄積しています。

 そういった膨大な記憶の貯蔵庫である潜在意識を無闇に操作することは、かなりリスクが伴うことは安易に理解できます。潜在意識を熟知せずに、接触してはいけません!

 少し前から潜在意識に関する広告が目立ちます。そういった広告の中で、一度に何千人もの潜在意識を操作することが可能かどうかは皆さんの常識的なご判断にお任せします。今の時代は書かれていることが全て正しいと考える時代ではなく、まず、ご自身で疑ってみて、その中から本物を見つけだないといけない時代です。

 潜在意識の操作等は、医療行為でない限り、法律の手の届かない範囲(分野)のことですから、分からないなら何もしないのがベストです。

 それはさて置き、もし仮に人が表面意識が崩壊し潜在意識のみになってしまった時はどうなるかと言うと、潜在意識自体が本能そのものですから、人間の善も悪も区別がつかない人格が表面に出てきます。本能のみで生きる犯罪者になるか、極端に言うならば悪魔的な存在に変貌するか、重度の精神疾患のために一生病院可出ることができなくなるかです。

 そういう状態になれば、人は何をしてもおかしくない状態です。表面意識と言う制御する部分がないのですから、人間としての本来の生活は営むことができなくなります。また、潜在意識に眠っている膨大な情報がその人を襲うことも言うまでもありません。人類太鼓からの情報がその人を襲うのですから正常でいられる筈はありません。廃人になる可能性もあります。

 潜在意識には無限のエネルギーがあるのではなく、無限の情報がありそれが間違って放出しようとしたり、或いは、その操作を間違えると、無限のエネルギーを消耗することになり、心身に於いて病的な状態を引き起こすこともあります。

潜在意識の操作は直接行っては決していけません!

 潜在意識には無限の可能性と潜在している能力は無限とも言えますが、潜在意識を扱うにはそれなりのルールがあります。以下の項目は潜在意識を扱う際の原則です。

潜在意識を扱う時のルール

  • ①心を自己制御できる人が潜在意識を操作できる
  • ②潜在意識に関する知識に精通し、無闇に他の人の言うことを鵜呑みにしないこと
  • ③潜在意識の操作はリスキーであることを十分に理解すること
  • ④人任せの方法ではなく、自分自身が潜在意識を変える努力をすること
  • ⑤医師といえども、潜在意識を操作できる確実な方法がないことを知ること
  • ⑥潜在意識が全稼動をする時、命の危険がある程のエネルギーを必要とすることを知ること
  • ⑦潜在意識の操作にはそれ相応のエネルギーが必要で、それを補う方法も熟知していること
  • ⑧潜在意識を操作できる、考えられる限り完全な方法を使用すること

 例えば、医師や催眠術師等が行う他者催眠にも、自己で行う自己催眠も問題が多いのです。

 潜在意識へのアプローチに於いて、一見正攻法に見えるこれらの方法にも、時には意識の均衡を壊してしまうリスクも否定できません。

 潜在意識を扱う場合には、身体と同じく意識にも陰と陽のバランスが大切です。効果的な暗示は、バランスを整える良い薬になりますが、バランスを無視した強い暗示は、その人の意識をも崩壊させてしまう危険も出てきます。表面意識も潜在意識も相互にバランスをとりながら働いています。いわば、両刃の剣です。そのバランスを考えながら、操作しないと操縦不能になることもあります。

 私は医師でもないしあくまで個人的な意見ですが、医師等が行う催眠術の中でも、年齢退行療法前世療法なども私はすごく危険な方法だと思っています。医者だから大丈夫だと全面の信頼を寄せるのもどうかと思います。

 医師も潜在意識の働きを全て理解している訳ではなく、手探りで治療にあたっている、と理解していただければ、私の言う意味が分かります。

 私は以前から、瞑想もマイナスの精神状態の人が行ってはいけないことを皆さんにお伝えしています。

 それは、瞑想自体が潜在意識とコンタクトを取れる誰にでも行える方法だからこそ、慎重にしなければいけないからです。

 しかし、今まさに悩みが深い人に向かって「瞑想すれば悩みがなくなります???」と言っている人がいますが、トンデモナイことです。耳を疑います。瞑想することで心がプラスになる訳では決してなく、逆に悩みがとてつもなく深くなる可能性を秘めています。

もし、表面意識の活動が弱まるか、表面意識を取り去ったら、人間は本能のみの存在(人間でなくなる)になります。

 「表面意識の○○を○○する」なんて馬鹿なことを言っている人がいますが、私はその広告を100%信じていません。何の気の動きも感じないからです。しかしもし、そういうことが可能ならばトンデモナイことになります。

 そのことは、殆ど意識がない状態、夢遊病状態になることを意味するからです。元々、人間が類人猿から進化してきた過程には、自己を防衛する本能と進化に必要な新しい意識的進化があり、もし、それを人為的に無くしてしまうことは意識崩壊の悲劇を生むことになります。

 精神的な疾患の原因の殆どは、悩みから始まり潜在意識へのマイナスの影響や混乱が原因です。だからこそ、意識関連へのアプローチは相当慎重にするべきです。但し、上記にように何もしていない業者の場合は、やるならば、お金だけとられて云々なので、自己責任で行って下さい。

新しくて、絶対安全な潜在意識へのアプローチ

 新しくて、絶対安全な潜在意識へのアプローチとは、気功的な方法による潜在意識へのアプローチです 。確実にコントロールが可能になります。秘術を使ってでも可能になりますし、秘術と共通する訓練がありますので平行的に行っていただいて問題はありません

 気のエネルギーを感じる力は表面意識による知覚的なものではありませんし、寧ろ、潜在意識下で感じている言えます。つまり、気のエネルギーそのものを感じ、感覚的に皆さんの能力が高まり可能になるならば、視覚的に捉えることと、気のエネルギーをコントロールすることそのものが潜在意識のコントロールに繋がっていきます。