辞職する時や部署が変わる時に、「辞めるのだから、前職や前の部署はどうでもよいし、関係ない」と考えますか？そう考えるとしたら、あなたはこれからの仕事に対しても同じ態度で臨むかも知れません。
もしも、自分とは関係がなくなる会社や部署に対して、何かを残していこうとすることは、自分の能力を高める機会であり、かつあなた自身の能力を示す時でもあります。
それは、あなたの中に自信を生まれさせ、あなた自身を次のステップに移行させることを可能にします。
そういう働きをしたあなたに対し、会社は例え辞職する立場の人間に対して余分に報酬に与えてくれなくても、あなたが得るものは仕事に対するプライドとプロとしての力量です。
それは、この先どこに行っても通用するものであり、あなたはどんな仕事でもやっていけるでしょう。
もし、このような考えを持つことができるあなたなら、現状の業務でも既に十分に活躍されていることと思いますので、独立する以外は、辞職する必要がないかもしれません。
逆に、何かしら理由を付けて現職を去ろうとても、上記のことを理解し実行しなければ、たとえどんな職場に行っても同じことを繰り返してしまうのではないかと思います。