気の消失・異常と病気の関係

 通常、健康な身体内では、まず気が流れ、次に血液が流れます。この流れは深層意識の中にある記憶により自然に行われています。そして、その血中には様々な栄養素や酸素等が含まれ、問題なければ正常に各臓器や各細胞に運ばれます。

 これが正常な流れですが、もし、その流れが異常になれば、身体上の様々な箇所で気の異常が発生し始めます最初は単に、気のエネルギーの不足・消失に過ぎません。しかし、気の消失は血液の流れを阻害します。各細胞に栄養などが行き渡らなくなります。

 気の消失や気の異常があると、まず、体調不良を感じ、更に、身体は未病の状態になります。未病とは近い未来も含め、未来で病気になる身体の状態のことを意味します。未病の状態が進行すると具体的に心身の病気に移行していきます。

 病気の原因は様々です。例えば、異常な程に悲しんだりすることで、悲しみに関連した身体的な部位(例えば、肺・心臓や子宮など)の病気になったりします。人の感情は確実に身体の状態に影響を与えます。

 逆に、感情をコントロールすることで、気の状態変えて、病気から未病の状態に、未病から健康な状態に移行させることも可能になります。ところで、感情のコントロールの鍵は、正しい視点と正しい呼吸法、集気法にあります。