自分を売り込むことの重要性

 自分を売り込むことができるならば良いのですが、今まで売り込む習慣のない方や、売り込むことが好きでないと考えている方がおられることは否定はできません。

 しかし、自分を売り込むことは決して悪いことではなく、本当はしなければいけないことであることをご理解いただければと思います。

 あなたがどこかの企業に属し、その中で重要なポストや昇給を求めるならば、次のことは最低限実行していただくべきことです。今までは日本の企業では、「出る杭は打たれる」的な考えがありましたが、これからの時代は自分自身を積極的に売り込むことなくして、生き残ることは難しい時代と言えます。

  • ❶あなたの仕事の業績(営業成績等)を上げることを実践・努力
  • ❷上司及びトップが望むことを、言われる前に自発的に実践
  • ❸自分が積極的に行っていることを、上司にさりげなく一部のみを報告する
  • ❹力のある上司と接点を多く持ち、見方につける
  • ➎公的に有言実行を行う(成功することを前提にして)
  • ❻認められても天狗にならないこと、謙虚に更に実績を積み重ね努力すること

 但し、あなたの足を引っ張る上司や同僚もいる場合もあるので、その点はじっくりと見極めて行って下さい。信用できるかどうかを見極めることであなたの未来が決まることも事実です。

 あなたの成績や手柄を横取りされないために、有言実行✙公言をするのです。その前にある一定レベルまで契約等煮詰めておく必要があります。

 もし、まだ時期尚早だと感じた時は、自分の中だけで努力を継続して下さい。そして、機が熟したと感じた時に、上記の行動を行って下さい。

 ところで、上記のことは、上司やトップにおべっかを使うことではありません。あなたが真剣に頑張っているのならば、それを正当に自己表現しているに過ぎないのです。

 あなたが何事に対しても謙虚であったとしても、もし、積極的に自分を売り込むことができないとしたら、一生うだつが上がらない人生を送るか、うまく立ち回る周りの人達に本来あなたが得るべき地位や名誉まで奪われても仕方がないことです。

 潜在的に能力を持っているのに、実力を充分に発揮できないことはすごく残念です。今の仕事に対するあり方をもう一度見直してみて下さいね。