人生を変えようとする方は、覚悟をしなければいけません

 人生を変えようとする方は、覚悟をしなければいけません!また、頭を柔軟にしなければいけません。そうすれば、もっとあなたの目的に近づきます。いつまでも覚悟できないことで悩みが尽きないからです。

 人生を変える為に、間違った方法をあれもこれも試された方が多いと思いますが、何も変わらないのは正しい方法を行っていないことを知らなければなりません。

 また、今までの人生が悪くなったのには全て他人のせいばかりではなく、自身の中にも原因があります。このことを真摯に受け止めることが必要です。自らを反省する謙虚さがない場合は、それだけ改善には時間がかかります。

 ところで、昔から”因果応報”という仏教の言葉がありますが、これは「人は良い行いをすれば良い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ。」と解釈されています。しかし、もう少し突っ込んで考えないと本当の意味が理解できません。

 良い行いであっても、その動機が自己目的や周りの目を気にして嫌々しているものならば、良い報いを受けることはできません。逆に、人のために良い行いができるならば、相応の良い報いを得られることになります。

 悪い行いにしても同じです。自己満足や自己目的のために人を陥れたりすることは、更に悪い報いを受けることになります。

 そして、その人がそれを改めない限り、心が変わらない限り悪い報いが続いていきます。最終的には周りの誰もがその人を信じることがなく、相手にされることもない孤独な人生が待っていることになります。

 ところで、ご自身で正しい選択に行きつくには、恐らく相当な時間がかかることだと思います。何故ならば、今の時代は昔以上に効果がありそうに見えて全く役に立たない偽物の情報が横行していて本物が何なのかが分かりにくくなっているからです。

 人は時に自身に都合のよいことには耳を傾けますが、いくらその人の為と思って熱心にお話しても、固定観念のために伝わらない場合もあります。

 本人にすれば、もっと華やかな展開を希望しているのかも知れませんが、その人の問題はもっと単純なところにあるのに気づいていません。逆に言うと、複雑な方法の中に救いがあると勘違いしていることで、問題解決への道を見えにくくしていると言えます。

 自ら間違った選択や行動をしていることが、自身の人生を悪くしている問題の源であると気づくことから前に進む光は見え始めます。