歩く人と重なる霊体

 私がよく目にするのは、霊感のない方が目の前に霊がいる事に気づかずに、霊体の身体を通り越して歩いていることです。これ自体には、何の問題もなく、滅多に憑依される事はありません。

 霊のいる場所には色々あり、主に人間界とパラレルに存在している空間人間界と同一空間とがあります。

 前者の場合は人間には全く影響を与えることがありません。幽体離脱をした場合はこの空間にいます。しかし、後者の場合は、憑依などの影響を受ける場合があります。

 憑依されて霊的な影響を受けるのは、精神的に参っている時や病気などにより、心身内の気のエネルギーが枯渇している時などです。

 霊的な存在は、心身内に多くの気のエネルギーを蓄積している人を好みません。それは霊的存在は心身に気のエネルギーを多く蓄積している人には跳ね返されてしまう事と、プラスの気は陽気といい太陽エネルギーを多く含んでいて霊的存在からすると強烈なものだからです。

 上記の様な状態は、霊的存在の立場からすると、かなり居心地が悪いと認識をされます。

 一方、黒魔術や日本の呪術の修行者や月を対象に瞑想などをされている場合などの様に、マイナスのエネルギーを敢えて使用する場合は、霊的な影響を受け易くなります。

 また、人は太古の時代から火から多くの恩恵を受けていますが、自らの身体が火によって命の危険に晒される事を霊的存在は本能的に知っていますので、多くの陽気のエネルギーを持つ人を避けるのも納得がいきます。