新しい小周天

 新しい小周天(朱雀開発)は初伝の秘術が習熟できた方に更に気のエネルギーが集まり、真気を増やす方法を伝授します。

 本来の小周天は、真気を回し真気を高めるものですが、新しい小周天は同時に、外気を真気に組み込んでいく技術になります。

 外気を真気に組み込むためには、外気そのものが真気になり得る条件を備える必要があります。それを従来の秘術の中で可能にするのが今回の新しい技術です。

 それにより、真気の絶対量を大きく増やすことができます。真気は本来人の健康状態を維持し、寿命を保つことに繋がりますが、通常の場合は人生に於ける時間の経過と共に、その絶対量が減っていきます。

 真気の絶対量が減る原因には様々ありますが、暴飲・暴食による栄養過多、ストレス、十分な休養を足らないことでの過度な疲労の蓄積もその一つです。

 激しい肉体の疲労や強い恐れ、驚き、怒り、悲しみ、過度の悩み等は真気を消耗させる原因になります。

 本来人は120歳位まで寿命があるのですが、それより前に寿命を迎えてしまうのは真気の絶対量の減少が原因になります。120歳まで寿命がある方は多くはないので、殆ど方は人生の途中で真気を減少させて失っていることになります。

 気功の中でも、内気功(内功)を行っている方で小周天・大周天などを日々実行されていて普通に真気を高めている方はその寿命を縮めることは少ないですが、そうでない方は普通に短くなります。

 今回の秘術の新技術は、秘術と小周天の延長線上で行うものです。それは最小限の努力で真気の絶対量を大幅に増やす技術になります。

 秘術を日々実行錬磨していることが条件になりますが、従来の秘術に一つの項目を追加実行すれば外気を真気に組み込め、真気の絶対量そのものが大幅に増加することができます。

 今までの気功の観点からすると、真気の絶対量は生来持っているだけで、後はそれを減らさない様に、各経穴から外気を取り込む様な消極的な考えに基づいています。

 外気を真気に組み込むためには、それなりの方法が必要です。 小周天では単に、任脈・督脈を移動させるだけでなく、特定の技術が必要になります。

 特定の部位で身体内に取り込むことが必要で、それがないと単に真気を強くするだけに留まります。このことは寿命を延ばすことに繋がります。この特定の部位は秘術で使う箇所ではありません。

 任脈・督脈に気を回せるようになった段階で、更に進んだ小周天のために朱雀にお尋ね下さい。