西洋医学の限界を作るのは医師の心です

 西洋医学で治るレベルの病気は勿論、医師を信頼し治療を受けることは勿論のことですが、西洋医学にも限界があります。限界というより、まだ治療した実績がないと言うだけですが・・・。研究途中と言うべきなのかも知れませんが・・・。

 飛蚊症という症状を一例に挙げさせていただきますが、加齢に伴う生理的な問題ですから病気ではありません。また、「老化現象ですから全く問題がありません。時間が経てば気にならなくなります。」と殆どの眼科医が回答します。

 それも得意げに話をします。患者の立場からすれば、目の前に今まで見えていない異物が突然現われて、視界を遮る訳ですから、実際に症状が現われた方からするとかなりうっとおしいものです。

 しかし、本当に治せないものでしょうか?飛蚊症は東洋医学では既に治す方法が存在します。また、実際に完治している症例も多いのです。であれば、西洋医学の医師達はいったい何をしているのでしょうか?と言う疑問が生まれます。同じ様に、治療に来た患者に対し、検査と説明するだけ、治らない話をされます。

 一方、東洋医学では時に耳への針灸などを行い着実に改善させてくれます。

 この様に、西洋医学では治せない症状が、東洋医学ではずっと昔から治療ができるという事実は無視できません。

 それと、医師が最も持つべきである気持ちは、患者のことを考え何とか救ってあげたいと思う情熱と探究心ではないのでしょうか?

 私は東洋医学と西洋医学で優劣を競わせるつもりはありませんが、そこに医師の気持ちの問題が大きく関与している気がしてなりません。

 日本でも、西洋医学と東洋医学の両方を学び活躍されている素晴らしい先生方もいますが、まだまだ数が少ないのが現状です。医師の方が何を目標にするべきかを、今一度自らに問うていただきたいと思います。