夫婦のありかた

既婚女性の方へ
 いい父親になれるかどうかは、あなたではなく、男性である旦那さんにしか分かりません。あなたは、旦那さんがお子さんに対して自分と違うやり方をしても、それを認めなかったり、文句を言ってはいけません。
 そのことにより、あなたとの間に溝を感じ、愛情が薄れる原因の一つになるかも知れません。やり方が違うといって必ずしも、悪い父親ではないのです。男女の差も大きな要因です。
 夫が子供に不適切な振る舞いをしているならば、あなたが旦那さんに敬意を払っているか考えてみることです。もし、そうでないならば、家族の和を取り戻す近道として、まず、旦那さんに敬意を払っていないことを謝ることが大切です。
既婚男性の方へ
 逆に、夫の立場から奥さんを立てて大切にすることを忘れてはいけません。奥さんは旦那さんのことをよく見ています。また、ご自身の両親と奥さんが接するような状況下では、奥さんが一番大切な存在なんだと態度で示すことは最優先課題です。
 また、いい奥さんになってもらうためには、あなた自身が女性は男性とは違うことを理解し、奥さんが頑張っている姿を褒めてあげないといけません。自分が働いているから偉いなどと考えているのは大きな間違いです。
 奥さんは子育てや家事等など結構大変な作業を日々こなしていることをもっと知るべきです。可能ならば積極的に家事をこなすことも、お互いの愛情を深めることにつながります。もっとも、今は家事は分担するのが当たり前の世の中にようやくなりつつありますよね。

 どちらにせよ、お互いに感謝し敬意を払うことは夫婦円満のために必要な事だと感じます。夫婦であることを当たり前と考えず、もう一度夫婦のあり方を考えなおす時間を持つことはお互いの居心地を良くする最善の方法です。