カルマの除去とご先祖との関係

 私は長年の鑑定を行っているので、その方のご先祖の方々がどの程度成仏しているかまで視えます。例えば、八割九割の方々が成仏されていますが、どうしても成仏に至っていない、一割二割のご先祖様がいるなどと言うことは普通は知られていません。

 人によっては、五割六割の不成仏のご先祖様がおられる方もいます。こういう状態では、現世の子孫である我々に、多くのマイナスの影響を与えていることが予測されます。

 ところで、一般的に、ご先祖様が全てが成仏していると思い込んでいる人が実に多いのです。

 中には、お葬式さえすれば、成仏をすると勘違いをしている人さえいます。また、お墓参りするだけだったり、御住職にお経を読んでもらえれば成仏すると考えている人も同じです。

 生きている人間にとってはそういう風に考えないと生きていけないというのが本音かも知れませんが、実際のところはちょっと事情が違います。

 不成仏のご先祖様が多くいることと、私達が持っているカルマと少なからず関連があり、不成仏の原因が怨恨・自殺などによる場合は、御子孫に難病や事故等の忌まわしい状態をもたらす場合があります。

 人が前世等で行ってきた行為や感情などだけがカルマを作るのではありません。通常は不成仏のご先祖様の浄霊を含め、相当な修行を行わない限りマイナスのカルマを消し去ることができません。

 そう言う意味ではご先祖で不成仏の割合が高い場合は浄霊がなされない場合は、カルマ除去は簡単にはできません。通常はカルマの除去だけで済む場合が殆どですが、時には浄霊を優先する場合もあります。

 人には様々なカルマがあります。通常、カルマという言葉を使う時は、プラスのイメージで使わないかも知れませんが、実際はプラスもマイナスの両方あります。今まで、私はカルマに関しては難しいことは伝えていませんが、以下の様な難しい問題も関係しています。

 私はカルマ除去を行う場合は、ある程度の期間(通常は一か月以上、時には数回の行法が必要な場合もあります。)は絶対に必要です。ましてや、一日二日でカルマの除去などはできる筈はありません。