除霊に関して2

 先日、除霊に伺い、今更ながら、問題点が多過ぎることに驚きました。

 単なる霊現象ではありません。事の発端は本人の失恋が原因で心療内科に通い、抗うつ剤を飲み始めたことです。抗うつ剤を飲んで2年になると言います。

 飲み始めて、3ケ月目から霊らしき存在を感じ始め、考えてはいけないと思う強迫観念が更に、そう言う妄想を引き起こしていました。3ケ月以降の彼女の精神状態は普通でなかったことが言うまでもありません。

 しかし、問題は妄想だけで留まりませんでした。その後の彼女のマイナスの精神状態が実際的に、同じ苦しみで亡くなっていった霊を呼び寄せていました。最初は一人の女性霊だったのが、その女性霊と彼女の精神状態が手伝って、5人もの霊を引き寄せておりました。

 見るからに、暗く悩み多き女性のイメージがありましたが、私は彼女の中に必死に生きたいと言う本能を意識に見出すことができ、今後よくなる可能性を見出しました。

 こう言う除霊の場合は、彼女の精神状態がマイナスのうちは除霊を何回しても、また元に戻ることが多いのです。しっかりと本当の原因を本人が自覚する必要性と、原因になっていることを除去することが不可欠です。

 彼女の場合は、失恋が原因の精神的に不安定が原因なだけなのに、心療内科ではうつ病と診断し、彼女を本当の意味での病人にしてしまった。薬さえ飲まなければ、こんな除霊まで必要な状況にはならなかったんです。誠に残念なことです。

 それと、全てがそうとは言いませんが、先生方は薬を飲めばどうなるかを知っていながら処方するそうです。看護師さんから聞いた話ですが、病気になることを知って薬を処方するこれは合法的な犯罪者です。

 不勉強では済まされることでもありません。医師の看板を掲げる以上は、良心に従い行動してもらうことを懇願したいと思います。