医療気功をされる場合の注意点等

 医療気功は代替医療という分野に属します。代替医療とは、現代の西洋医学以外の医学や医療の総称です。この代替医療に含まれるのが医療気功です。しかし、日本人の中には既成観念が強く受け入れない場合がありますが、欧米では各界の識者、スペシャリスト達が医療気功を含む気功で世界中で活躍しています。

 ところで、医療気功を実践される方は自らの気のエネルギーを放出することがないように注意しないといけません。

 そのためには、単に外気を取り込むのではなく、真気を利用して外気を取り込む技術をマスターすることが必要です。外気を取り込む技術は、秘術では普通に行っていますから特別に何かをする必要がありませんが、その習得ができていない方で、医療気功を単独で行う場合は重々注意して下さい。

 医療気功を行う際、100%外気を取り込むのだと認識(そういう意念の元に行う)することが最も重要です。これは絶対厳守事項です。

 守られない時は、真気の消耗激しく自らの病気を誘発するか、命を落とす危険さえあるので、細心の注意を払って下さい。調子が悪くなった場合は直ちに中止し、内功をするか外気を吸収するなどして、体力の回復を待ってから行って下さい。

 また、 医療気功は医療行為ではありませんので、自分以外の方に行う時は絶対に身体に触れてはいけません。触れることにより医療行為になり法律に抵触することになります。 マッサージなどとも完全に区別されるべきものです。

 現在、医療気功や各種施術と称して、身体を触る治療や運動を行うケースがありますが、これらは非合法ですので、間違っても受けないようにして下さい。

 しかし、ちゃんとした医療気功を行うのに特別な資格がいる訳でもないので、体得された場合は、多くの方に恩恵を与えるだけなく、更に、日常的な気功的な努力と共に行うことで、あなたの人生をより充実したものにしてくれると思います。

 今現時点で病気をされておられる方も、西洋医学と同時に医療気功を併用されることにより、より効果的に治療が可能になります。

※昨今、NPO法人の乳児死亡事件がありましたが、医療気功とは関係ありませんが、資格のない、知識が乏しいものが決して行ってはいけない行為です。責任がない訳ではなく、マッサージ師、医師の免許などがない場合は非合法の行為です。厳しく罰せられるべきです。お亡くなりになられた子供さんのご冥福を心からお祈りいたします。