直感と気のエネルギーの関係

 人は時に、直感が的中することがあります。感受性の強い人程、直感は働き易く、冷静な判断ができる人程、的中率は高くなります。私は直観力の有無をその人の気の流れで判別します。霊感はないが直観力が優れている人は結構世の中には多いものです。

 初対面の人でもその人がどんな人かを瞬間に判断できるのも同じです。この直観力は仕事だけではなく、人生にとって役立つものですから、私は直観力のある人には必ずその旨とその直感が正確であることを伝えるようにしています。

 しかし、妄想を抱き易い人は上記の例ではありません。感受性は強いのですが、妄想を抱くために、正確な判断を下せないのです。

 また、自分の直感が当たっていると思い込んでいる人も、実はマイナス思考で自らマイナスの現象を引き寄せている場合もあります。

 例えば、恋愛でお相手に対し、「嫌われたんじゃないか」「他に好きな人ができた」等々のマイナスの妄想を働かせてしまい、実際はそうでなくても、近い未来に、喧嘩や別れなどのマイナスの現象が起きる流れ(相手を無意識的にマイナスの方に誘導してしまうなど)を作り出してしまうこともあります。

 マイナス思考になる方も、妄想を抱き易い人も、元々そういったマイナスの気の性質(意念)を多く蓄え、またその流れを既に持っています。

 これも一種のカルマと言えますが、カルマが発動した時は、必ず、自分の意識の中にマイナスの気の流れを作り、外界に対してもマイナスの現象が起きるように働きます。

 これは、妄想というマイナスの無意識的な行為により、意念をマイナスにしてしまい、実際にマイナスの現象を引き起こすものです。意念がマイナスであるだけで、望まない現象を生みだします。