人を信じることの重要性.

 例えば、喧嘩別れをしたお相手とのこと

 喧嘩して、「あんなやつもういいや」って思ったり、「やっぱりあいつでなければ。。。」って無性にお相手のことを大切に思ったり、人間って勝手なものです。

 でも、本当のところはすごく仲良くしたい。もう一度二人がよかった時の状態に戻りたいと思うのが本心です。「喧嘩なんかするんじゃなかった。」「あんなことを言うんじゃなかった。」後悔することが多いですね。

 人は何故そんなマイナス行動をしてしまうんでしょうか?

 それは、人には必ず、トラウマ(心の傷)があります。そのトラウマが大小があっても過去に嫌な経験はあるもので す。トラウマが大きければ大きい程、行動が極端になる可能性があります。

 例えば、今すごく幸せだとしても、ひょっとしてこの幸せがいつまでも続くものか不安になります。人によっては意地悪をお相手にしてみたり、或いはお相手を過剰に独占しようとしたりです。

 また、そこまでいかないとしても、お相手の気持ちが分からなくなり、不安のためにお相手にいつも気持ちを確かめようとしたりします。

 トラウマは根深いマイナスのエネルギーです。このマイナスのエネルギーのために、人は翻弄され自分の言動さえも制御できなくなってしまいます。お相手の性格によってはそう言った行動のためによくない方向に進んでしまうこともよくあります。本当は、お互いにお互いのこ とを理解できたなら、最悪の事態にならないんでしょうが・・・。

 このトラウマを乗り越えない限りは、本当の安らぎは来ることはありません。まず、自分にはそう言ったトラウマがあることを十分に理解して下さい。そのトラウマがあるためにどう言う心理になるか、と言うことも理解して下さい。そうするだけでも、衝動的な行動に出てしま うことを少しは制御できるかも知れません。

 それと、一番大切なことはどんな状況であっても、お相手のことを信じる気持ちです。この信じる気持ちがあれば、トラウマがもたらす行動を抑えることができますよね。

 疑う気持ちが起きる原因には、過去のトラウマが多少なりとも影響していることは言うまでもありませんが、過去の経験と現在の交際を同一視してしまわぬ様に注意しましょうね。