人間関係がいつもうまくいかない方は

 人間関係がいつもうまくいかない方は、ベッドからいつも落ちてしますように、ベッドの真ん中に寝ていなかったり、ベッドの端を無意識的に感じていないかです。

 人間関係でトラブルが発生するのは、当然そこに何らかの原因があるのですが、トラブルに至る流れに気づいていなかったり、或は、気づいていても大小に関わらず、その原因を解決させずに放置している場合が多いと言えます。

 また、人によっては相談をしても適切なアドバイスに対してさえ、頑固さ故に聞い入れていないこと、できないと思い込んでいることで行動できないなども原因の一つになります。

 人間関係の悩みが既に発生している時点では、何が原因であったのかさえ分からなくなっている場合も多いと言えます。事前に対処すべき問題を放置しているために、大きなトラブルに発展しているケースも多いと言えます。

 しかし、時には心なき人たちによって、同じ職場内で理不尽ないじめが発生し、リストラに追いやられたりするケースも多々あります。

 但し、その原因の一端が相手側のみにあるのではなく、こちら側にも存在する場合もあることも知らねばなりません。まず、最初に考えな刈ればならないことは心の問題です。心の問題と言っても、あなた自身の視点がどこを向いているか?です。つまり、「どこをどの様に見ているか?」です。

 トラブルを抱えている方は得てして、被害者意識が強くなる場合があります。そして、その視点がいつも自分に向けられ続けていると感じ、客観的視点が持てていないことに気づいていません。「どうして自分だけが嫌な思いをするのか?」と言った感じです。

 人間関係にとって最初に重要なことは、お相手の立場から物事を見る視点です。

 また、人間関係をよくする為に、何もせずによくなる筈がありませんが、うまくできない人は何をすればよくなるかがまず分かりません。

 人間関係をうまくできない方は、その関係が悪くなる前に何も考えず、何もしていないことも原因の一つであることを覚えていて下さい。

 性格も育ちも全く違う人間同士が集まり、生活しているのが世の中です。何もせずに向こうから自分のために集まってきて、関係を築いてくれる筈はありません。

 最初の段階で、自らが楽しい関係を創り上げると言う基本的な考えがない限りこの悩みは改善されないと思います。