祈願・祈祷と行法・法術の違い等

 通常の祈願・祈祷は、神や仏にお願いするという他力本願です。行法 ・法術は、霊能者自らの力により行う自力本願の方法になります。どちらを扱うかはその先生により異なります。

 因みに、祈願・祈祷によって効果が期待できる場合でも、その効果の寿命は短く勿論、先生の力にもよりますが、せいぜい持って1ケ月から3ケ月です。行法・法術の場合は、長ければ3年~5年、時に10年、20年以上効力がある場合もあります。

 但し、形骸化された儀式等だけしかしていないものだとしたら、そこに効果・力は存在しません。

 もし、皆さんが祈願・祈祷などをお願いする場合は、その点を一度聞いてみて下さい。明確な解答が得られない場合は偽物ですし、祈願・祈祷しかできないという先生は一時的な解決しかできず、そこまでの先生だと言うことを覚えていていただければと思います。

 ところで、一般的な霊符・お札・呪符と言われるものも、何もうたっていない場合は、単に書いただけのもの、時には印刷物などが多く、効果の程は定かではありません。また、効果をうたっていても、自作自演の口コミを書いている広告(ステマ)などもあるので、注意が必要です。

 霊符・護符に関しても効果を発揮するためには目的別に「意念を込めた気のエネルギー」が必要になります。書かれた文字には大した力はないのです。気のエネルギーが文字の力を引き出すものです。