求聞持聡明法(虚空蔵求聞持法)について

 求聞持聡明法(虚空蔵求聞持法)という方法があります。これは人を天才に変える方法です。かの弘法大師(空海)が実際に修し、天才に生まれ変わったと言われています。

 私はこの方法を30代の前半に、途中まで行ったことがあります。当時、この行法を修し、途中現出した明けの明星(目と目の真ん中に光の塊が開眼している状態でも消えなかったこと)に恐怖を覚えた為に、正直この年まで、未だ実行していません。まぁ、天才にならずとも、凡人で良いと思っているからに他なりません。方法は分かっているので、そのうちにと考えています。

 ところで、気功には丹光というのがあります。丹光とは、瞑想等で、瞑目した時に目を意識の視野に現れる光や、目を開けている状態で見える光(気の光、オーラの光とも言われています。)のことを言いますが、私はこの光自体は小学生の頃より見えていました。

 尤も、気功はその頃に行っていなかったので、敏感な少年であったのかと思います。今は気に関する様々なものが見えるのですが、そうなるには少しばかりの訓練と経験が必要です。

 また、松果体から視神経のオーラ感覚が覚醒し、目を瞑った状態で丹光が見えてくるようになります。丹光が見えるのは、アジーナチャクラが覚醒しているからだと言う人がいますが、アジーナチャクラが覚醒せずとも、少し瞑想が深くなるだけで誰にでも見える光です。この光を利用して、私はまた、透視能力を開発する方法も習得レベルに応じてお教えしています。

 この丹光と明けの明星とは密接に関係していますが、求聞持聡明法を実行するには、気のエネルギーそのものを完璧に凝縮・制御ができるレベルにならないと難しいと言えます。

 ところで、私の秘術はこの求聞持聡明法程、複雑・精妙なものではありませんが、気のエネルギーを制御する基本形のようなものです。

 天才になるかどうかは別として、脳内の細胞を始め、サハスラーラチャクラやアジーナチャクラ等に刺激を与えることと同時に、アンタカラーナを活用し願望を成就させます。