神性も仏性も全て私達の意識の中にあります

 神性も仏性も全て私達の意識の中にあります。つまり、神様も仏様も自分以外の存在ではないということです。

 「神様、仏様お願いします!どうか助けて下さい。」なんてことを考えるのは、おかしいのです。或いは、この世に「神も仏もない」と考えることもおかしいのです。

 自分の意識の中に神性・仏性があります。大宇宙大生命(神の存在、仏の存在)と繋がっています。また、自分は宇宙そのものです。空に広がっている大宇宙は、自分の意識の中にもあります。人間や動物のミクロの細胞そのものも宇宙です。これが絶対の真理です。

 この辺の真理を日本の教育では教えてくれません。だから、大人になっても神様、仏様がいると信じている人が意外と多いのは教育に問題があるからです。子供を教育する先生方の多くが神様・仏様がいると信じているのですから仕方がないかも知れません。

 こういった真実は、気功、ヨーガ、密教、或は、宗教的な修行をしたものは悟りとして感覚的に掴むことができますが、ある宗教を盲信したり、間違った教えに洗脳されていまうと人は何も見えなくなります。

 あなた自身の中に神や仏がありますが、ある宗教の教祖が言う様な、神や仏はいません。それは神性、仏性と言う形で存在します。

 しかし、神や仏に関する考え方には個人差があります。私が伝えているこれらのことを、人によっては一生理解できないかも知れません。

 「天は自ら助くるものを助く」という言葉がありますが、自分で一生懸命に努力するものが、自分の意識の中の神性・仏性を引き出すことができ、或いは、神性・仏性の力を利用することができ、自分自身を幸運に導くのだと私は解釈しています。

 また、神性も仏性も、意識の中のエネルギーの特定の意識形態です。そして、神性・仏性の根本は愛というプラスのエネルギーです。それも自分を愛することが先にあります。自分を愛することができない人は、他人を愛することもできません。そして、神性・仏性を引き出すことができません。

 自分を飛び越えて、或いは、自己犠牲の上に他を愛することは偽善になります。自分を愛することができる人だけが、本当の意味で他を愛することができ、神性・仏性を引き出すことができます。