すぐに怒り出す人の視点と留意点と改善

 人は心に余裕がなかったり、自分の思い通りに物事が進まない場合など、様々な場面でイライラしたり、怒りを覚えてしまうものです。

 しかし、よくこのようなマイナスの感情を抱いていて、●すぐに怒る●いつも誰かと喧嘩してしまう●人間関係を円滑に行えない●恋人や配偶者と喧嘩ばかりしてしまう等々の傾向が強い方は、心の在り方を改善しない限り、常に緊張感満載な戦闘モードでいるような状態であり、ご自身の心の安穏はいつまで経っても訪れません。

 ご自身の体力を消耗させるだけでなく、怒りの感情は気のエネルギーも大量に放出させてしまいます。

 そして、更なる怒りは潜在意識の中に怒りの感情と更には深いカルマを深く刻み付けることになります。

 また、一方にだけ優しく接して、特定の人にだけ怒りを持つなどの器用なことを潜在意識はできません。怒りの感情を絶えず積み重ねていく人は、必ずと言ってよい程、この先不幸な方向に進んでいきます。そのことはまた、様々な更に大きな問題を引き寄せる結果を生みます。注意しなければなりません。

すぐに怒り出す人のマイナスな視点は・・・

  • ▲いつも心の中に怒りの材料を貯めている
  • ▲怒りを貯めることが間違った視点であることを知らない
  • ▲囚われの心から絶えず自由になれない
  • ▲無駄なプライドを捨てられない
  • ▲他人の価値感を間違えた視点で自分に置き換えている
  • ▲嫌な気分の原因を他人に転嫁している

楽しい人生を歩むことができるプラスの人の視点は・・・

  • ◎いつも周りの人々に意識的に優しさや愛の心を持とうとする
  • ◎謙虚さを忘れない
  • ◎少しばかりの努力でうまくいかなくとも根を上げない
  • ◎自分に負けない習慣を育てる
  • ◎世の中に絶対はない事を知っている

 同じ事象が起きても、心に余裕がある時と無い時では感じ方が違いますよね。

 一旦落ち着きを取り戻す為には、深い呼吸をすることはもちろんのこと、普段やっている反復的で無心でできる単純作業をすること、また、汗を流す事で頭の中がスッキリできます。

 それは、人が本能的に自然とやっていることなのかも知れません。人によっては、庭の草取りや床の雑巾がけの作業に始まり、ランニングや音楽を聴いてみる等々も気分転換として効果があります。難しいことではありません。正しい心の在り方を習慣づけることがとても大切です。

 以上の事に注意して過ごされることは、楽しく人生を贈る事には必要です。