運気を間違って捉えていませんか?

 運気の捉え方は人それぞれですが、運気が良い時、悪い時の波があると考えるのが一般的です。運気が悪い時あるのだから、その時はおとなしくしていて、運気が良くなったら積極的に頑張れば良いなどの考えもあります。これは占いの世界でも同じような捉え方をする先生が多いのです。

 しかし、もう少し突っ込んで運気について知れば、そんな消極的な生き方をしなくても済みます。

 運気の要素が何でできていて、その運気をコントロールするにはどうするかが分かれば、自分の人生をうまくコントロールすることができます。

 運気が何かと言うと自然界の現象に現れる人間の運勢。天地・人体を貫いて存在するとされた五運と六気だと表現されています。これは分かるようで何を言っているか分からない表現です。難しい表現を見ても、チンプンカンプンですよね。

 運気は生まれながら決まっている。これは業(ごう)とかカルマとか言われる部分です。

 しかし、運気は気のエネルギーの状態によって日常的に左右されています。運気が悪いのは、心身にマイナスの気のエネルギーが多い(邪気が心身に多いことも)か、気のエネルギーそのものが枯渇しているからで、運気が良いのはプラスの気のエネルギーが多く、心身内で陰陽のバランスが取れているからです。

 また、良い運気と悪い運気、それぞれが毎日変わるのではなく、毎日良いプラスの気のエネルギーを継続的に集めていけば、悪い運気が少なくなるだけでなく、いずれ殆どなくなっていきます。

 日常から、プラスの気を集める作業を何もしないから、マイナスの気のエネルギーが増え、陰陽のバランスが崩れ、その結果、運気が下がるのです。

 繰り返しますが、運気の要素とは、あまたの心身にある気のエネルギーのことです。その気のエネルギーは何もせずにおけば、自然にマイナス方向に流れていきます。或は、気のエネルギーが悩み等でどんどん心身内から放出していきます。

 マイナスが増えれば、マイナスの運気に引っ張られ、プラスの気のエネルギーが増えてくれば、元々あるマイナスと中和されて陰陽のバランスが取れます。そして、プラスの方が多くなると、良い運気にすることができます。

※他力的な原因が運気・運勢を変える大きな要素だと捉えているうちは、決して運気・運勢を改善することはできません。例えば、運気が悪いのが霊のせいだと考えてる、周りにいる同僚の生霊を受けている等々。