気合の意味は

 商売等で成功を勝ち取っていくには、気合が大切です。

 しかし、私が言う“気合”とは、世間一般に言う「気合を入れる」と言う意味(精神を集中させて事に当たるときの気持ちの勢い)での、“気合”ではありません。日本では、言葉だけが独り歩きして大きく誤解されています。

 また、商売には“商機”という言葉がありますが、「商売上のチャンス」の意味です。商機が来た時に、日頃から蓄えている気のエネルギーを活用することを、“気を合わせる”と言います。気合の持つ意味をご理解いただけると思います。

 ところで、武術で「気合を入れる」と言う言葉を使う時に、自分を鼓舞する意味でよく使われますが、本来は、対戦する相手を攻撃する時に、体内に蓄えた気のエネルギーを同時に放出し、相手にダメージを与える意味です。

 ここで、私の願望成就の秘術と武術を比べてみますと、気の使い方が全く逆になることが分かります。

 少林寺拳法を含む武術の教えでは、目的が相手を倒すことです。太極拳は相手の力を利用して闘います。武術は気のエネルギーを攻撃するエネルギーとして使用します。

 逆に私の秘術では、気のエネルギーを願望成就するためのエネルギーにするために、武術とは全く正反対の使い方をしていることを、皆さんは気づかれていると思いますが、ここのところを間違わないで下さいね。