一日の終わりに行うこと

 基本的な運動や秘術等を行っていただいて過ごされた方に、一日の最後に最低限に行っていただきたいことがあります。

 最近、妄想等で悩まされていることが多いようならばできるだけ実行して下さい。

 それは、今日一日で高めた感情を収める作業です。もし、ネガティブな感情や妄想などで発生する病的なエネルギーを取り除いていかなければなりません。

 もし、その様な感情が毎日体内に溜まっていったならば、あなたの心臓やその周辺に多くのマイナスのエネルギーを蓄え続けてしまうことになります。

 その結果、心臓やその周辺の内臓に大きな負担をかけることになり、それが継続されることで何れは重大な病気に繋がっていきます。

 東洋医学では、心臓は手足と繋がっていると考えますので、心臓等に蓄積したマイナスのエネルギーを手足を使い放出させることを実践していただくことで、あなたのネガティブな感情や妄想を無くすことができます。方法は至極簡単です。

  •  椅子に腰掛け、両手を胸の前で合掌をして、足を大地(地面)につけます。胸の辺りに集まっているマイナスのエネルギーは、吐く息を吸う息より長くする(鼻で吸って口で吐く)ことで自然に下りていきます。その時に同時にイメージとして、マイナスのエネルギーを胸の辺りから徐々に下げていきます。
  •  移動しているマイナスのエネルギーは、身体上の部位では温感ではなく、冷感・触感か気の圧力感を感じていただくことが必要です。(温感として感じる場合は、陽気を放出している可能性が高まります。)
  •  最後に足のツボである源泉から全てのマイナスのエネルギーを放出すると言うイメージを持って下さい。
  •  但し、イメージのみではなく気の圧力感は必ず感じることが必要です。
  •  胸→おへそ→下腹→足の付け根→太もも→足→湧泉
  •  そして、足を大地(地面)につけることで、マイナスのエネルギーを放出する作業を行います。足の湧泉(ゆうせん)というツボからマイナスのエネルギーを放出します。

 

 この作業を毎日、眠る前に行うことで、就寝前にプラスのエネルギーのみが心身上に残り、病気になるマイナスの要素を取り除くことができます。一度、実践してみて下さいね。