子供の教育に関して

 子供の成長のために、親として幼少期より注意しなければいけないことがあります。

 それは、日本では何から何まで親の確認なしに、子供にさせることをよしとしない風潮があります。自分の子供が危険に遭わない為に、ある一定レベルの制限も必要かもしれませんが、全てに関して親の管理下で押し付けてしまうのには問題があります。

 もし、子供が自発的に何かをしようとした時に、いつも親の同意が必要であるとしたら、子供はいつも親の承諾を得なければ行動をしていけないと考えてしまうようになります

 そして、そのような育て方は、自己を信頼がすることができず、自信のない人間を育てることになります。

 また、親や周りの人間に依存したり、他人にの目を気にするようにもなります。

 親だから何でもかんでもお子さんの為と思って制限してしまうことが愛情と勘違いをしていることで、折角、自立心を自ら身につけようとする子供を駄目にしてしまいます。

 あれも駄目これも駄目と制限すること同じです。子供は親の所有物ではありません。子供が自ら考えて行動し、問題が発生した時も、自ら解決する能力を身につけることができるためには、失敗を通して子供自身に学ばせることが必要なのです。

 子供が転ばないように、何かをする前に、子供自身に選択させ何でも子供自身にさせてみることです。

 幼少期より教えていかなければならないことです。例え、そのことで失敗したとしても、子供自身が考え行動することでのみ、自らが人生を乗り越える能力を身につけることができるからです。

 また、子供も親に信頼されていると感じることで、子供自身の中に自尊心が芽生え、それが子供が成長するための心のエネルギーになっていきます。