オーラの各層について…カルマと関連しています

オーラの各層について

 オーラの各層は上記の図の様になっています。人間は誕生から成長期を経て老後を向かえ臨終を迎えるまでの間は、肉体+エーテル体+アストラル体+メンタ ル体+コーサル体によって支配されています。しかし、各層はお互いに重なり合っていますが、それぞれ周波数が違います。周波数が違うことにより、それぞれが独立している様に見えますが、お互いに密接に関係しています。

エーテル体

 エーテル体は、肉体とアストラル体の間にある肉体に近い微細神の霊的な肉体に相当します。肉体とエーテル体は重なって存在しています。肉体に直接働きかけ る肉体の霊的な身体とご理解下さい。通常オーラと言われているところがこの部分ですが、厳密には更に上位の層もオーラと言う定義も成り立ちます。動植物に もこのエーテル体が存在します。

 エーテル体は前世などのカルマの記憶を持ち、その記憶に基づき、その人の肉体に影響を与えます。健康・病気などの結果を今世で現出させます。

 また、今世に於いてのアストラル以上の層で体験した思考・感情・行動などが、このエーテル体に蓄積していきます。今世のカルマが来世に引き継がれます。

アストラル体

 アストラル体は、エーテル体とメンタル体の間にある微細身です。アストラル体はエーテル体に影響を及ぼし、エーテル体を通して肉体に影響を及ぼします。

 つまり、肉体を制御している意識体で、自我の一部と言われています。感情・理性・欲望などの潜在意識の霊的な部分とご理解下さい。植物には感情がないために この層は存在しません。

 アストラル体は、ある条件のもとに肉体から分離する現象が起きます。幽体離脱(アストラル投射)・生霊現象・臨死体験などもこのアストラル体の分離から起きます。ある学説では、α波状態(夢を見ている、瞑想中など)の時に、アストラル体が肉体から分離していると言われています。幽体離脱(アストラル投射)の方法に関しては、別掲で説明します。

 日本の一部の仏教では、即身成仏と言って、生き埋めにされて最後を迎える修行法がありますが、この考え方は高尚でも何でもなく大きな間違いです。本当は、肉体から魂が幽体離脱して即身成仏することが真実の方法であることを歪めて解釈されていることが残念です。

メンタル体

 メンタル体はアストラル体とコーサル体の間にあり、アストラル体より高次元の周波数を持ち、精神体とも呼ばれています。精神的・知的な思考及び自己表現の媒体です。メンタル体が正常に働くことにより、明確な思考とパワフルで適切な自己表現ができます。

コーサル体

 コーサル体はメンタル体より高い周波数を持っています。コーサル体は高次の自己と呼ばれる存在に近く、事象の本質を瞬時に捉え、根底にある真の原因を理解 します。

 また、コーサル体には、多くの前世に於ける魂の記憶と知識が蓄積されています。

 その中には誕生・死・再生を繰り返す転生のしくみ、大宇宙大生命 (神)との関わりが理解できるまでの変容への智慧が存在しています。統合的な膨大なカルマを蓄積している場所とご理解下さい。

人間の死後~再生(転生)の経過

 肉体的な死は永遠の死ではありません。通常はある条件を除いて、死後無になることはありません。霊的存在の終焉を意味しません。霊的存在(魂)は死後も永遠に生き続けるのです。

 死の直後、肉体からエーテル体が離れ、上位の霊的な微細身(アストラル体・メンタル体・コーサル体)と結びつきます。数日後、エーテル体の肉体的に結びついている部分が分離します。

 但し、煙草やお酒の常習者・依存者の場合は、成仏までに一か月以上かかる場合もあります。

 ところで、エーテル体に保持されるのは思考・感情・行動の結果です。そのエーテル体に保持されている思考・感情・行動の結果は、再生の際に新しいエーテル 体に注入されます。エーテル体に保持された記憶は新しいエーテル体に引き継がれます。

 良し悪しに関わらず引き継がれるものを、エーテル体カルマと言います。前世のエーテル体の記憶が新しい肉体上に再現されます。輪廻転生の原理です。空想ではなく、人は死後蘇ります。ゾンビ(@_@)ではありません。