人は亡くなられた時

 人は亡くなられた時、やり残したことがある場合は、その場に留まることもありますが、大概はその場に留まれず、本能のままに望む場所に瞬間移動するケースを見かけます。

 これは通常の亡くなり方をされたケースですが、自殺をされた方や殺害された方の場合などは、その現場から長期間離れることができなくなります。

 しかし、通常の場合でも亡くなる直前や、これまでに強烈な想い等がある場合は、その方が主におられた空間に念波を残すことが多く、その内容が私には伝わってきます。

 そこに存在するのは、念波のみでいつも霊がいるとは限りません。念波は人の想いの塊の様なものがそこにあるとご理解いただければと思います。

 ところで、よく「死に目に会う」と言う言葉がありますが、もし、死に目に会えなかった場合、どうなるかと言うと、亡くなった後に、上記の様に瞬間移動してしまって会いたいのに会えない場合、とその場に留まって待っておられる場合があります。

 普通、霊感がないと、霊を見ることができませんが、逆に、亡くなられた方からは周り全てが見えています。亡くなった後も無事にご対面しているケースが多いと言えます。そういう時には、我々の心の中まで見抜かれている場合が殆んどです。

 もし、死に目に会えなかった経験をお持ちの方も、普通はご対面していますので、悩んだりされない様にして下さいね。それよりも大切なことは、故人に対しての感謝の気持ちと成仏を願う気持ちを継続してお持ちしただくことです。