カルマが深いと

 カルマが深くて、人生がうまく歩めない方がいます。カルマが人生の邪魔をすると言った方が的確かも知れません。そのカルマが深いために、身体的な障害を持たれる人もいれば、幼少期から病気に苦しんでいる人もいます。精神的な問題を抱えている場合もあります。四苦八苦と言う言葉がありますが、人生が始まってから様々な苦しみと対面するのも、カルマが大きく関っています。

 カルマが原因で心身の病気を引き起こすメカニズムは、カルマが原因となり、時間をかけてじわじわと、その人の心身にある気の流れを崩していくことです。気の流れが崩れたり、停滞したりすることで、様々な病気を生み出します。

 しかし、根本的に治癒させるためには、気の流れを変えるだけでは不十分です。もっと根本的なところにある原因であるカルマが解消されない限り、何度も同じ現象が起きます。

 これが、病気がなかなか改善しない原因です。癌が業病と言われるのは、カルマが関っているからです。必ずと言ってよい位、ご先祖さんが同じ病気で亡くなったりするのは、同じカルマが遺伝しているからです。

 ところで、そのカルマが与える悪影響は、通常はその現象が現われて初めて分かるものです。身体に関わるカルマはエーテル体とコーサル体というオーラの層に刻まれています。

 私はこのカルマの流れを気の流れとして視ています。気の流れとして視ることにより、カルマの大体の特徴が把握できると同時に、どの部分の流れを変えればカルマを解消できるかを把握しています。それにより、カルマの除去を行います。

世間で一般的に言われているカルマの解消の方法として

  • •気づくことで解消される
  • •お経をあげたり、仏教説話を聞けば解消される
  • •滝行などの荒行をすれば解消される
  • •瞑想などの修行で解消される

 などが言われていますが、実際そのような簡単な方法で解消できるものか疑問です。信じるかどうかは別にしても、人間のカルマは太古の時代から繰り返し刻み付けられてきているものです。それを無理やりに正しくない方法で行うならば、必ず、どこかに歪が起きてきます。

 また、潜在意識へのアプローチの様に、マイナスの意識にプラスの概念を与える暗示的な方法で解消される程生易しいものではありません。催眠術等でも同等です。

 しかし、そのカルマの解消をオーラの層(エーテル体やコーサル体ではなく、アストラル体)からアプローチすることにより、直接、潜在意識に対しアプローチをするより、何倍も安全に解消することが可能になります。

 ところで、今の時代は仏教的な表現のカルマの解消といった言葉に反応する方は少なくなってきています。宗教そのものも単に何らかの象徴の様に捉えておられる方も増えてきています。

 これも時代の流れと言えますが、様々な悩みや苦しみ、心身の病気に関してはなくなるどころか、数を増やしているのも事実です。

 何れにせよ根本解決にはカルマの解消が私達の人生に於いては重要な要素であることに違いはありません。