闇心とは

 目の前に真理、真実があっても、人は様々な要素により、信じられなくなる場合があります。これを闇心(あんしん)と言います。

 疑うべくもない真理・真実があっても、それを疑い信じる心を持つことができなくなったならば、無明の暗闇に心を奪われ、何が自分に必要であるかさえも知ることができない状態に人が陥り、その人には何も見えないことを闇心の状態と言います。

 人は感情で動くと言われていますが、もし人がエゴのために、自分の感情や利益を満たすために、動き続けたとしたら、その人の心は闇心のみに満たされ、その先真理・真実を見る力を失っていきます。

 その闇心は、他の人が意図的に捻じ曲げられた情報によって起こる場合もありますが、殆どの場合は、自らが心を曇らせたのが原因です。

 闇心に満たされた人は、幸せになることが叶わないこととなり、自分が不幸であるという意識より、いつも疑心暗鬼などの心に苛まれることになります。

 いつの時も、真理・真実を見抜く目を持つことは要求されることです。自分の心を清らかに保ちながら、他からの間違った情報を受け取らない正常な心を育てることはこれから先も重要なことです。

 また、間違った情報で行き着く先と正しい情報が向かう先は全く違う所です。