いじめの問題相談

 この問題は、私の特殊な能力を使わず、解決ができましたので、報告しておきます。私は以前、いじめの問題で娘の学校の教師とやり合ったことがあります。

 最初、担当の教師は女性で、娘からいじめの実態を聞かされた時に、驚きと怒りがこみ上げてきました。早速担任の教師に相談したのですが、本人といじめの当人と話をするとのこと。

 暫く間を開けて教師に連絡したところ、話をしたのは私の娘との内容調査だけです。いじめの当人との話し合いを間延びさせていました。私がその教師の事を見てみると、いじめの問題から逃げているではありませんか。その問題をうまくあしらおうとしている事実に気付きま した。

 私はその教師に問い詰め、どうするつもりかと問いましたが、いじめの問題から目を背け逃げようとしている言動には辟易しました。

 暫く、その教師とやり取りをしていましたが、体調が悪いと逃げられましたので、結局生活指導の教師とのやり取りになりました。しかし、生活指導の教師もうまく言いくるめようとする態度には変わりはありませんでした。

 さすがに、教師方の態度に憤慨し、私は強くその教師に抗議をして、やっと教師方はいじめの当人との話をすることになりました。それからは、いじめの当人と話合いをしたようで、その後はホームルームを通していじめの問題のディスカッションが行われたと娘に聞きました。

 それ以降いじめがなくなり、娘は無事に学校を卒業できましたが、このようなケースの様に無事に解決できない事例が多いと聞きます。

 いじめを許す原因の一つは教師の問題です。全ての教師の方とは言いませんが。クラスにいじめが起きた時、まず、 その担当の教師は如何に他の教師に知られたくない心理が働きます。自分の管理能力のなさを他に知られたくない心理です。保身の心理です。

 これがいじめを大きな問題に発展させる始まりなんです。そして、教師に任せているから大丈夫だと考える親側にも問題があります。

 人間には誰しも自己中心的な考えがあります。自分さえよければと思う心です。信じたくないですが、いじめは大なり小なりどこの世界でも起きるものです。その自己中心的な心はいじめる側やそれを放置する教師の両方の心の中にあります。

 いじめの問題は、加害者・被害者・親だけではなく、教師の問題でもあります。今一度、命の重さを考えてみて下さい。

 もし、逃避しようとしている方がおられる様でしたら、今一度熟慮いただきたい。あなたは本当にそれでいいと思いますか?