お相手を責める気持ちは(特定の方向け)

 別れを冷静に判断できない状況にいることは、復縁・復活の大きな妨げになります。

 別れの原因を自己の中に見出すことができずに、お相手を責めることもその一つです。

 例えば、お相手が別の異性と浮気をしたとか、三角関係になったとか、別の異性に奪われた等々も、普通で考えてもお相手が悪い様に見えます。(中にはどうしようもなく浮気性の人もいることも事実ですが、ここでは一般的な場合を書いておきます。)

 こう言った時、あなたはお相手を責めますか?

 人は自己防衛本能が働きますから、当然の如くお相手の行動に対して怒り、責めると思います。これが普通です。

 しかし、ここで今一つ考えて欲しいのです。今までの交際の中で、

  • あなたはお相手が傍に居るのを当たり前と考えていませんでしたか?
  • お相手にとっていつも魅力的な異性であろうと絶えず努力をしていましたか?
  • お相手をいつも愛おしく思い、何かをしてあげたいと考えていましたか?
  • お相手が何を望み、お相手の好みを知っていますか?
  • お相手が今何を考えているか分かりますか?

 もし、あなたの恋愛観が自己中心的であるならば、あなたにはお相手のことは見えていません。「お相手が何を考えているか分からない」と答える筈です。復縁・復活ができたとしても、また同じ結果が未来に来ます。

 それは、愛情のあり方が少し違うからです。真の意味でお相手を愛し、尊敬する気持ちがあり、お互いを認め合うことができたならば、当然の様に別れはきません。お互いに一緒に居たいと考えるでしょう。また、喧嘩も起こりません。

 私が伝えたいことは、お相手を責める前に、本当の意味で自分には何が不足していたから、別れが来たのか、自己中心 的にお相手をみていないか、逆に、別れを謙虚に受け止めているかを今一度見直して下さい。

 そして、お相手にはあなたの心の中が見えていないだろうと思うのは大きな間違いです。はっきりと見えているんですよ。

 そこに、復縁・復活の大きな鍵があります。