栄養を摂ることが健康法とする大きな間違い

栄養を摂ることが健康法とする間違い
 最小限の材料から、最大限栄養が摂取できる身体を作ること。 現代人は栄養過多が原因で、最小限の食材から栄養素を最大限に摂取する力を失っています。 栄養を摂取する能力が失われている現代人は、より多くの食材を取らないといけない身体になっています。
 以前に小食であることが健康であることの基本だと書きましたが、最小限の食材から最大限の栄養素を吸収できる身体的な力こそが健康である秘訣です。
 長年蓄積された栄養過多の状態は、人間の身体を不健康な状態に至らしめます。成人病の基本的原因の一つは栄養過多です。つまり、今の食生活を続ける限り、健康とは程遠い状態になると言うことになります。
 ところで、基本的にはサプリメントはいくら摂っても無害だとされる考え方は大きな間違いです。「サプリも摂り過ぎると癌や心臓疾患になる」と提唱した人がいますが、それだけでなく、サプリの過剰摂取は様々な身体上の不具合を起こす可能性があります。何事に於いても、過多・過剰は良くありません。
 食事の基本は、腹八分目と言うより、腹五分目位が最も理想的です。少ない食材などから、最大限吸収できる身体を作ることが最大の健康法なのです。栄養が足らなかった時代にできた「一日三食」の神話は崩れ、現代人が健康でいるためには、一日一食が理想だと言えます。