いつもいつもお相手の気持ちばかり気にしていると

 いつもいつもお相手の気持ちばかり気にしていると、お相手の気持ちが次第に分からなくなっていきます。

 お相手の気持ちを気にするということは、自分がお相手にどう思われているかを気にすることです。つまり、自分を中心にいつも考えるから、お相手の気持ちばかりが気になるのです。

 そして、自分に対して自信をどんどんなくしていきます。

 今一度、他にするべきことがないのかを、もう一度考えてみて下さい。

 お相手が今どの様な状態か?お相手の職場に於ける立場や現状。友達関係、親子関係など。そして、何より大切なことは、自分とお相手との人間関係です。

 交際するということは、お相手の今の環境も全て受け入れようと努力することです。実際に受け入れられるかどうかは別のものとして、お互いに妥協点を見出すか、或いは受け入れらない最悪の形は別れです。

 自分の気持ちを押し付けていくことは、愛情ではありません。自分と同じ気持ちでいて欲しいがために、気にし過ぎることです。

 そして、それはお相手に目に見えない圧力をかけることと同じことです。

 お相手はそれを無意識的に感じ取ります。個人差がありますが、何らかの拒否で返してくる場合もあります。或は、温度差が違うと言われることもあります。

 愛情の本来の意味をしっかりと理解していただくことが必要です。思い当たる方はご注意下さいね。

 お相手にエネルギーを送り続けるのではなく、エネルギーをギブアンドテイクするか、エネルギーをもらう流れを作ることが必要です。このことは、以前から何度もお話をしていますが、いざとなるとなかなか難しいようなので、再度掲載しておきます。