様々な愛情表現

 人により直接的な愛情表現をする人がいますが、そういうタイプの人はお相手からも同じ様に直接的な愛情表現を求めるものです。

 また、愛情があるのに直接的に表現することが苦手な人もいることは確かです。しかし、直接的な愛情表現をする人からすると、お相手の愛情が見えないと思いこんでしまうことが多々あります。

 「自分がこんなに愛情を表現しているのに、お相手はどうして返してくれないの。自分のことを好きでないのかもしれない・・・!」などと考えてしまいます。

 どうして、そんな差が出てきてしまうのでしょうか?男女の差によっても異なりますが、それも捉え方の違いと言えばそれまでですが、実はそこに愛情の捉え方を履き違えていることから起きる問題だと言えます。

 自分が表現している分だけ、お相手から返して欲しいと思うから、お相手の表現が違ったりすると、お相手が自分のことを愛していないんではないかと思ってしまうことです。

 また、恋愛・結婚関係に於いても、人は時に過ちを犯します。時には不可抗力であることもあります。しかし、犯した罪を責めることなく、許すと言う形の愛情表現もあります。黙って耐え、その人が犯した罪を許して受け入れる愛情の形もあることを知っておいて下さい。

 愛情表現を言葉ですることは簡単です。しかし、目に見えない愛情を相手のことを受け入れることにより表現するタイプもいます。

 但し、そういうタイプの方にも少し勇気を持って愛情表現を積極的に望みたいものですが・・・。分かりにくいから誤解されやすいですね。