腹脳(下丹田)に関して

腹脳は黄色の下丹田です

 丹田には下丹田(気海or石門、腹脳)中丹田(玉堂)上丹田(印堂or泥丸)の様に ※三つの丹田があります。下丹田は太陽神経叢に該当します。ここでは、その中で最も重要な腹脳(下丹田)についてお話します。

 腹脳(下丹田、以後腹脳と言います)を身体上の一ポイントとして捉えるのではなく、腹脳は所謂、気を蓄えるタンクや器として認識いただくのがベストです。臍と腎臓と恥骨の間の骨盤のやや上方辺りに腹脳があります。そこに先天の気が蓄えられています。

 意識を集中することや効果的な運動をすることで、腹脳部位に先天の気が集まってきます。効果的に陽気が集めることができるに従い、腹脳での陽気の振動数が高まってきます。

 また、腹式呼吸をされる場合も、鼻から吸気、任脈を通り腹脳へと、気のエネルギーは空気や酸素とは違います。もっと根本的なもの、水のような流動体をイメージして下さい。

 気を集めることを蓄気と言いますが、腹脳には器があり、まるで銀行口座に預金をするように、その器にどんどん気のエネルギーを蓄えることは、あなたの人生に良い流れを作る確実な方法です。

 器に中身が入っていくにつれて、様々な要素が改善されていきます。例えば、金運・人間関係・出会い・恋愛・結婚・仕事・事業等が蓄気により改善されていきます。元々状態の良い方の場合は、更に良い状態を生み出していきます。

 但し、その器に入る気の性質である意念により、その現象が異なってきます。気の持ち主がどういう考え方や生き方をしているかによって、その意念に大きく影響することを忘れてはいけません。