気の原理とは

 気の原理とは、気が集まるところにその気が意味するものを集め、また逆に気を散らすことで集まった事物を離散させるものです。

 気の持つ玄妙な力を知り、それを活用することができる人だけが、自分の人生そのものを制御する力を得ます。

 気に関しては、その固有の振動数を高める継続的な取り組みなしには、その効果をうまく発揮できません。毎日の運動の継続や気功の各種行法により、気の振動数は自然に高まっていきます。(私が推奨する運動を抜いて、秘術のみをしても現象が起きません。)

 また、気の性質(意念)はその人が持つ心理や思考習慣にも関係しますが、どれだけ適切にイメージできるかによって最も影響を受けます。

 つまり、意念によって染められた気をどんどん集め続けると、その気の密度が高まり、気の意念が持つ目的を自動的に集めることができます。これが私が言う「流れと現象が起きてきている」ということであり、秘術そのものです。

 それは、人間が持つ気功的な能力の開花は、気功等の行法を行わない限り、あくまで潜在能力として存在するに過ぎません。正しい方法で、弛まない継続のみにより、秘術があなたが望む現象をもたらせてくれるものです。

 最初は、生まれてこの方気功などしたことがないと言う方は、まるで錆びついたモーターを動かすが如くです。回り始めるのには一番大きな力が必要です。